お知らせ

愛媛大学教育学部附属中学校で「がん教育集会」を行いました【12月7日(水)】

平成28年12月7日(水)、愛媛大学教育学部附属中学校の3年生を対象に、「がんと治療とそれに伴う問題について 」と題した、がん教育集会を行いました。

 日本人の死亡原因の1位である「がん(悪性新生物)」。日本人の2人に1人ががんになる現代においても、がんに対する正しい知識を得る機会はそう多くはありません。国は、若年層からがんに対する知識を持つことを推奨しており、2014年度から「がんの教育総合支援事業」を開始しました。愛媛大学医学部附属病院でも、がん診療連携拠点病院事業の一環としてがん教育に取り組み、がんに対する正しい知識の普及に努めています。
 今回、医学部附属病院腫瘍センターの薬師神芳洋センター長・教授が講師を務め、愛媛大学教育学部附属中学校の3年生を対象としたがん教育集会を行いました。
 はじめに、日本に於けるがんの統計データを紹介し、その中で、日本人の2人に1人が「がん」に罹患している現実を知り、その多さに参加者は驚いている様子でした。そして、その原因の2~3割が「タバコ」であることがわかっており、薬師神教授から「身近でタバコを吸っている人がいたら、是非辞めるよう訴えてほしい」とお願いがありました。また、治療や薬の開発等により、がんはコントロール可能な病気となっているとの説明があり、正しい知識によってがんを理解・予防し、がんの患者さんの痛みを理解して欲しいと話しました。
 集会終了後に実施したアンケートでは、「『生きる』とは、病気になったりがんになったりと、たくさんの困難に直面することを含んでいるのだと知り、それに立ち向かっていくことが大切なのだと感じた」「がんになる人が多いということは、その家族を含め、それだけ辛い思いをする人達が存在することだと思う。だから、社会がその方達へのケアをもっと厚くする必要があると感じた」などといった感想が寄せられました。
 本学は、地域貢献の一環として、がんに関する正しい知識とその予防等についての普及を図るため、今後もがん教育を実施していきます。

  • 講演を行う薬師神教授

  • 生徒からの御礼の言葉