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第5回愛媛研修医OSCE大会及び愛媛県若手医師指導評価者講習会を実施しました

第5回愛媛研修医OSCE大会及び愛媛県若手医師指導評価者講習会を実施しました【10月21日(日)】

 平成30年10月21日(日)、医学部附属病院総合臨床研修センターと地域医療支援センターが共催し、愛媛県内の2年次初期臨床研修医を対象とした第5回愛媛研修医OSCE大会及び愛媛県若手医師指導評価者講習会を実施しました。

 OSCE(客観的臨床能力試験)とは、医師として患者に接する能力すなわち医療面接や身体診察などの基本的臨床能力を備えているかどうかを評価する実技試験であり、その多くは全国の医学部・歯学部・薬学部において臨床実習前の学生を対象に実施されています。

 今回のOSCE大会では、県内の2年次の初期臨床研修医を対象に実施しました。これにより、研修医は病院・組織の枠を超えた臨床能力の統一的評価を受け、その後の研修の指標となる規範を所属する施設にフィードバックすることが可能となります。
 また、評価者として参加する医師等には、卓越した指導医のコーチングにより、充実した臨床指導を行うための指導方法や評価能力を習得することが期待されます。

 今回のOSCEを受けた研修医は9人で、愛知県、岩手県をはじめ愛媛県内外から医師・看護師・薬剤師・模擬患者・事務スタッフ等、合計74人が指導・運営に参加しました。
 課題ごとに、研修医が模擬患者や医学教育用シミュレータを相手に、診療や検査手技等に取り組み、評価者(医師・看護師・薬剤師)が指導を行い、更に監督者(医師・看護師・薬剤師)が評価者へ指導を行うというシステムで実施しました。

 会場では、研修医、指導医、看護師、薬剤師等参加者全員が真摯に課題に向き合う姿が見られ、参加した研修医からは、「自分の意見を発言する際、もう少し相手側の意見に耳を傾けるのが大事だと思いました。」など、具体的な学びの声が聞かれました。また、評価者からは、「多くの研修医に参加してもらいたい」「医療教育として重要」「自身の動きや対応の振り返りができ、声掛けや確認の必要性を改めて認識できた」との感想があり、自らも何かを得て帰りたいという積極的な姿勢が伺えました。

 当院では今後もOSCE大会を継続して実施し、「オール愛媛・チーム愛媛」として愛媛県の臨床研修及び医療の充実に資していきたいと考えています。

  • 総合臨床研修センター長 高田清式総括責任者の説明

  • 研修医の診断と処置についての実技試験状況