お知らせ

第17回愛媛大学医学部附属病院腫瘍センター講演会を開催しました

平成23年9月9日(金),防衛医科大学校病院腫瘍化学療法部市川度先生を講師に迎え,「大腸がん化学療法の現状と未来〜分子標的治療薬の位置づけ〜」と題し,講演会を開催しました。

 はじめに本院の薬剤部 河添仁薬剤師から,「MDアンダーソンがんセンター留学研修に学ぶチーム医療」と題し,自身の米国での研修経験から,当病院のがん医療の向かうべき方向性についての意見発表(基調報告)がありました。
 続いて本院の腫瘍センター児島洋副センター長の司会で特別講演が始まりました。
 市川先生はまず,大腸がん治療の現状と,治療選択の中にあるに問題点をわかりやすく解説されました。更に,この腫瘍を抗がん剤で治療する際,医学的なエビデンスの大切さに加え,患者さんの持つ身体的・社会的背景を見定めた上で,個々の治療方針を立てることの重要性を述べられました。
 大腸がんは,肺癌に続き,日本人の罹患するがんの中でも最も頻度の高い悪性腫瘍の一つです。講演会に参加した学生を含む医療関係者約40人は,皆さんメモを取りながら傾聴し,講演会終了後活発に質疑応答が繰り広げられるなど,大腸がんの診療を経験する医療者にとって貴重な講演会となりました。