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松山市中央消防署より感謝状を贈られました

2012年02月10日

医学部附属病院脳卒中・循環器病センターの大木元准教授が,平成24年1月1日(日);城山登山マラソン大会参加者の男性に救命措置を行い,人命を救ったとして,松山市中央消防署に表彰されました。

 大木元准教授は,元旦に松山城で開催された城山登山マラソン大会に家族と参加し,下山中に意識をなくして心肺停止状態となっていた大会参加者の男性(70歳)の胸骨を圧迫し,心拍を再開させました。
 大木元准教授の専門は循環器内科ですが,「心停止からの救命のためには一刻も早く助けを求め(コール),自動体外式除細動器(AED)を取り寄せるとともに,強くて速い胸骨圧迫を絶え間なく行うこと(プッシュ)が重要です。これらの蘇生法は医療従事者でなくともできることであり,社会人にとって習得しておくべき技術の一つとなりつつあります。緊急時にとっさに処置ができるように,ぜひ心肺蘇生講習会にご出席ください。」と強調していました。