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災害医療用エアーテントとアルカート(簡易ベッド)のデモンストレーションを実施

2013年01月09日

 平成24年12月18日(火);医学部体育館で,災害医療用エアーテント及びアルカート(簡易ベッド)のデモンストレーションを実施しました。

 このたび,附属病院は,災害時において,院外で医療用テントとして活用するエアーテントと簡易ベッドを購入しました。このエアーテントは,幅6m×長さ9m×高さ3mと大きいものですが,設営時間が,約8分と短く,5〜6人で設営可能である点が特徴です。
 デモンストレーションでは,テントの梱包状態からの開梱,充気,展張に至るまでと,逆に展張状態から梱包までの操作説明が行われました。出席者は,救急部,看護部,事務部から約50人が参加し,試行展開が2回実施されました。
 これらの設置によって,地震災害等で多数の傷病者が発生した場合に,緊急用簡易病床として,10床程度が確保できます。また,伊方原発事故が起こった場合には,避難区域に入る市立八幡浜総合病院への病院避難に際し,後方病院として,避難患者を収容する代用病床として使用することができ,被災者救助で活躍することが期待されます。
 附属病院は,今後も災害拠点病院としての機能を強化し,更なる地域貢献を目指します。