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医学部附属病院に,当院オリジナルのパンダの形をした配膳車が登場しました。

2015年05月27日

医学部附属病院に,当院オリジナルのパンダの形をした配膳車が登場しました。

 入院生活は,子どもにとって,大人が感じる以上に不安であり,閉鎖的な空間となってしまいがちです。そんな中でも,「子どもたちに自然な笑顔が浮かぶような何かがあってもいいのでは」と思い,日々の食事の提供方法に工夫を加えてみました。

 このパンダの形をした配膳車「LOVE PANDA」は,パナソニックヘルスケア株式会社の協力を得て制作したオリジナルであり,世界に1台しかありません。約40人分の食事を保温・保冷しながら運ぶことができ,移動中は音楽を流すこともできます。開発に参画した栄養部の利光久美子部長は「ちょっとしたことだけど,配膳に遊び心を加えて,入院中の子どもたちに楽しいと思える時間を提供できたらと思い考案した」「今では,LOVE PANDAのファンもいる」と話してくれました。
 
 このパンダ配膳車を導入することによって,入院生活における子どもたちの食事の時間に「なごみ,なごやかさ」を与え,笑顔に繋がることを期待しています。

 当院の病院食は,老若男女が受け入れられる優しい味を求めて,ホテルJALシティ松山を運営するマーチャント・バンカーズ株式会社と連携して提供しています。患者さん全員を対象とした嗜好調査では「80%の満足」という高い評価をいただきました。
 
 引き続き,病院食を通じたサービスの向上に務めることとしています。