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愛媛大学医学部附属病院DMATが熊本県での地震による災害支援に出発しました

2016年04月18日

愛媛大学医学部附属病院DMATが熊本県における地震による災害支援に出発しました【4月16日(土)】

 平成28年4月16日(土)午前8時頃,熊本県で発生した地震による災害支援に向けて,愛媛大学医学部附属病院DMAT(Disaster Medical Assistance Team:災害派遣医療チーム)(以下「愛大DMAT」という)が出発しました。(愛媛県による愛媛DMAT第1班は県立新居浜病院,愛媛大学医学部附属病院が参加)

 愛大DMATは,愛媛県からの出動要請を受け,医師・看護師・薬剤師等5名からなるチームを編成し,被災地に向けて出発しました。余震が続いているため,自身の身の安全の確保もままならない状況下での支援となりましたが,被災地では,熊本県菊池市にある川口病院(災害拠点病院)にて,本部機能の一端を担ったほか,未確認となっている周辺病院・介護施設,避難所等の状況確認等の活動に従事しました。

 そして,愛媛DMAT第2班への引継を終え,4月18日(月)22時10分頃本院に帰院しました。本院では,相引眞幸副病院長(医療安全・危機管理担当),田渕典子副病院長(患者サービス担当)をはじめとする約30名の関係者が出迎え,労いの言葉をかけました。愛大DMATの馬越健介医師から,「みなさんからのサポートのお陰で,被災地での活動に集中でき任務を遂行することが出来ました」と報告があり,「次の派遣に向けて準備を整えたい」と述べました。

 今後も,被災地の状況を注視しながら,次の出動要請に向けて準備を進めることとしています。

出動に向けて物資等の確認
出動に向けて物資等の確認
被災地に向けて出発
被災地に向けて出発
帰院した愛大DMAT隊員
帰院した愛大DMAT隊員
帰院し相引副病院長へ報告する愛大DMAT隊員
帰院し相引副病院長へ報告する愛大DMAT隊員