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平成28年度愛媛県中予地区病院指導医講習会及び病院連携記念講演会を開催

2016年07月28日

平成28年7月13日(水)、平成28年度愛媛県中予地区病院指導医講習会及び病院連携記念講演会を開催し、中予地区の病院、各市町の行政機関等から約30人の参加がありました。

 本学医学部附属病院地域医療支援センターでは、愛媛県の地域医療の充実・発展を目指して、県内各地区での若手医師の研修指導体制を整備し、地区内の医療問題や病院勤務環境について共通認識を高め、病院間の連携を深めていくために、県内各地区で「病院指導医講習会及び病院連携記念講演会」を開催しています。
 今回中予地区で実施した講習会では、当センターの高田清式センター長の開会挨拶に続き、松山赤十字病院の上甲康二副院長から、病院の概要と特色、臨床研修の状況等についてミニレクチャーがありました。続いて、当センターの高橋敏明副センター長から、臨床研修の評価と方向性について、また、高田センター長から、新しい専門医制度の現況と地域病院の役割等について説明がありました。
 その後、医学系研究科救急医学講座の相引眞幸教授が「中予地域における救急医療体制の現況と課題」と題した記念講演を行いました。中予圏域の二次救急医療病院群輪番制の現状と大都市との比較、共通課題と対応、医師確保対策、ドクターヘリの導入等について話しました。参加者は、相引教授の記念講演を熱心に聞き入り、講演後には、中予地区病院からも救急体制について話しがあるなど、中予地区の医療連携等について考える良い機会を持つことができました。
 当センターでは、今後も同講習会を定期的に開催し、県内各地区の医療機関の連携に資するとともに、地域医療を担う医師の養成を推進していきます。

上甲副院長のミニレクチャー
上甲副院長のミニレクチャー
高橋副センター長の説明
高橋副センター長の説明
高田センター長の説明
高田センター長の説明
 相引教授の講演
相引教授の講演