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市民公開講座「緑内障からあなたの目を守るために」を開催しました

2018年03月30日

平成30年3月4日(日),いよてつ髙島屋のキャッスルルームで,世界緑内障週間にちなんだ市民公開講座を開催しました。

 緑内障は,日本人の中途失明原因の第1位となっており,40歳以上の20人に1人は罹患していると言われています。緑内障は,初期の自覚症状が極めて少なく,かなり進行するまで気がつかない場合もありますが,早期に発見し治療を継続することで失明に至る可能性は大幅に減ってきています。
 今回のイベントを通じ,緑内障についての知識や早期発見,継続治療の重要性等を知って戴き,40歳を過ぎたら眼の検診を定期的に受けるよう呼びかけています。
 3月4日(日)に開催した公開講座は,本学医学部の眼科学講座が主催し,「緑内障からあなたの目を守るために」と題して,緑内障に関する最新の情報や様々な治療法などを紹介しました。視機能再生学講座の溝上志朗准教授から,緑内障とはどんな病気なのかの解説があり,それを聴いた参加者は,緑内障が身近な病気であることや定期検診の大切さについて意識を高めていました。この他にも,緑内障に対する薬物療法や手術療法など,最新の治療法やその効果などの説明がありました。
 また,緑内障発見のための啓発運動期間として,3月11日(日)~17日(土)は「世界緑内障週間」に設定されており,愛媛県松山市では,3月12日(月)に「松山城」「くるりん」がキャンペーンカラーである緑色にライトアップされました。
 今回のイベントを通じて,緑内障について考えるきっかけとなれば幸いです。

緑色にライトアップされた「くるりん」と「松山城」
緑色にライトアップされた「くるりん」と「松山城」