お知らせ

News

第83回ヘルスアカデミー
「ヒトの遺伝子を調べることの意味を理解する 市民公開講座
~がんゲノム検査とは何か、どのように利用するのか~」
を開催しました

2022年10月05日

2022年10月2日(日)、いよてつ髙島屋9階ローズホールにて、第83回ヘルスアカデミー「ヒトの遺伝子を調べることの意味を理解する 市民公開講座~がんゲノム検査とは何か、どのように利用するのか~」を開催しました。

このイベントは、地域の皆様にとって関心の高いテーマや身近な疾患などを取り上げ、各分野における専門家が、最新の治療法や予防法などを分かりやすく解説するものです。今回は対面で開催し、講演に興味を持たれた一般の方々にご参加いただきました。

今回のヘルスアカデミ-では、2名の講師が「がんゲノム検査」にまつわる内容の講演を行いました。

最初に、愛媛県医療技術大学保健科学部臨床検査学科の竹内一人教授から開会のあいさつがありました。

続いて、第一講演では、愛媛大学大学院医学系研究科小児科学講座の江口真理子教授より、がんと遺伝の関係について、有名な家系図や著名人が公表した遺伝情報を用いて話しました。第二講演では、国立がん研究センター中央病院先端医療科科長、呼吸器内科医長、および臨床研究支援部門長の山本昇副院長より、がんゲノム医療およびがんゲノム検査の特徴や今後の課題について話がありました。

Q&Aコーナーでは、ふたつの講演を聞いた参加者からの多くの質問に江口教授と山本副院長が回答しました。

最後に、愛媛大学大学院医学系研究科臨床腫瘍学講座の薬師神芳洋教授から閉会の挨拶があり、「本日のキーワードは遺伝子検査と保険診療であり、この市民講座でお話ししたことを今後の糧にしていただきたい」と話がありました。

 

当院では、今後も市民の皆様の関心の高いテーマを取り上げた市民公開講座を開催してまいります。