令和５年度緩和ケア研修会を開催しました

令和５年６月２４日（土）に、医学部附属病院主催の緩和ケア研修会を開催しました。

がん対策推進基本計画において、すべてのがん診療に携わる医師が研修等により、緩和ケアについての基本的な知識を習得することが目標として掲げられており、がん診療連携拠点病院の指定要件として、プログラムに準拠した「緩和ケア研修会」を定期的に実施することが明示されています。当院でも、平成21年度から開催しており、今回で14回目の開催になりました。
研修当日は、他院からの受講者を含めた医師や看護師のスタッフ総勢約70人が参加し、緩和ケアに関する基本的な知識や技術を学びました。

研修会では、実際にがん告知を受ける患者と告知をする医師のロールプレイや、在宅ケアの実施について考えるグループワークなど、様々なプログラムを実施しました。また、NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会の松本陽子理事長に講師として登壇いただき、がん患者および患者の家族の立場から講義を行っていただきました。
当院では、これからも引き続き緩和ケア研修会を実施し、愛媛県におけるがん診療体制の向上に努めていきます。

グループワークの様子

ロールプレイの様子

グループ発表の様子

松本講師の講演の様子