11月10日(金)世界円錐角膜の日　パープルライトアップを実施します

令和5年11月10日(金)は世界円錐角膜の日です。当院では、円錐角膜について正しい知識を広めることを目的に、10日(金)日没から12日(日)夜まで屋上をパープルにライトアップします。

円錐角膜とは、角膜の菲薄化と突出をきたす疾患で、若年者において視力低下をきたす代表疾患です。2000人に1人が発症する可能性があると言われており、症状が進行するまでは、原因不明の近視や乱視として見逃されることが多かった疾患です。症状が進行し、メガネやコンタクトレンズでの矯正が困難になると、角膜移植手術しか方法がないと言われていました。

しかし近年では、角膜形状解析装置をはじめとした検査機器の発展や、進行を抑制する角膜クロスリンキング療法など、早期発見をすることで角膜移植を回避する道が広がりつつあります。

円錐角膜研究会では、円錐角膜について正しい知識を広めることを目的に世界円錐角膜の日（11月10日）に世界の円錐角膜研究者や患者団体と共に啓発活動を行っております。

当院も啓発活動に賛同し、ライトアップ活動に協力します。11月10日(金)日没からの3日間は附属病院屋上をぜひご覧ください。