第88回ヘルスアカデミー「脳神経外科医が診る脳の病気について考えよう」を開催しました

令和５年１２月１０日(日)第８８回ヘルスアカデミー「脳神経外科医が診る脳の病気について考えよう」を開催しました。

このイベントは、地域の皆様にとって関心の高いテーマや身近な疾患などを取り上げ、各分野における専門家が、最新の治療法や予防法などを分かりやすく解説するものです。

今回のヘルスアカデミーでは「脳の病気」をテーマに、主な疾患について３部構成に分けて、計６名の講師が講演を行いました。

講演では、最初に脳神経外科学の國枝武治教授から開会挨拶があり、その後６名の講師から、てんかん、脳腫瘍、脳卒中等の疾患について講演がありました。

最後の質疑応答では、参加者からの各病気に関する質問について回答があり、講演は盛況のうちに閉会しました。

当院では今後も市民の皆さまの関心の高いテーマを取り上げた市民公開講座を開催してまいります。

【講演内容】

○第一部　機能的疾患について

講演１「てんかん」を知ろう　愛媛大学　地域医療再生学講座　助教　中村　和　氏

講演２　脳神経外科の最新治療　愛媛大学　脳神経先端医学講座　准教授　伊賀瀨　圭二　氏

○第二部　脳腫瘍について

講演３　ホルモンと脳腫瘍（下垂体腫瘍）について　愛媛大学　脳神経外科学　助教　末廣　諭　氏

講演４　脳腫瘍ってなんだろう・・・？～脳腫瘍の診断と治療の最前線～　愛媛大学　脳神経外科学　井上　明宏　氏

○第三部　罹患率の高い疾患について

講演５　愛媛大学医学部附属脊椎センターの取り組み　愛媛大学医学部附属病院　脊椎センター長　重川　誠二　氏

講演６　脳卒中と切らずに治す脳血管手術　愛媛大学　脳神経外科学　助教　松本　調　氏