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【四国初】メドトロニック社製、手術支援ロボット
「HugoTM RAS(ヒューゴ手術支援ロボット)システム」による
ロボット支援下大腸癌切除手術を四国で初めて実施しました

2025年06月02日

2025年5月14日(水)、消化器腫瘍外科にて、「HugoTM RAS(ヒューゴ手術支援ロボット)システム」を用いたロボット支援下大腸癌(直腸癌)手術を四国で初めて実施しました。

<HugoTM RASシステム>

独立した4本のアームを使用した手術支援ロボットシステムであり、従来の手術支援ロボットと異なりアームの位置調節が可能であり、大腸癌の位置や患者さんの体型などに応じて柔軟な配置が可能となります。また執刀医の操作画面を複数のスタッフや学生が同時に確認できるオープンコンソールになっており、外科医同士のコミュニケーションも容易にとることが可能です。

HugoTM RASシステム

HugoTM RASシステム

当院ではすでに米国製の手術支援ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)」と国産手術支援ロボット「hinotoriTMサージカルロボットシステム」による患者さんへの体への負担を可能な限り軽減したロボット支援下大腸癌切除術を実施していますが、今後はHugoTM RASも用いて、より多くの患者さんに体への負担(侵襲)を抑えた低侵襲手術を提供していきたいと考えています。

今後も当院では精度の高い安全ながん手術治療を提供してまいります。

手術室

手術室