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第46回ヘルスアカデミー「関節を治して元気な暮らし」を開催しました

2016年07月01日

 平成28年6月26日(日)、高島屋7階キャッスルルームにて、第46回ヘルスアカデミー「関節を治して元気な暮らし」を開催しました。

 ヘルスアカデミーは、関心の高いテーマや身近な疾患などを取り上げ、定期的に開催している市民公開講座です。今回は運動器・関節疾患がテーマです。
 超高齢社会の日本では、変形性関節症に代表される運動器疾患の患者が増加しています。
 変形性関節症は、要支援、要介護の原因疾患として上位を占め、生命予後にも影響し、国民生活の質を左右する重大な疾患です。今回、身近な病気がテーマであった為、会場には多くの来場者がありました。
 まず、医学部附属病院人工関節センターの今井浩講師から開会の挨拶があり、続いて、今井講師を含む4人の医師が、骨粗しょう症や肩こりと五十肩の違い、症状別の治療法、コンピューター支援手術、ロコモティブシンドローム等について講演を行いました。
 講演後のQ&Aコーナーでは、参加者から、「温泉施設での歩行による運動療法について」「骨切り術について」「人工関節置換手術の痛みについて」など、さまざまな質問がありました。参加者からは、「身近な関節のことを勉強できた。これからも元気で若々しく生活していきたい」等の意見が寄せられました。
 当院では、今後も市民の皆様の関心の高いテーマを取り上げ、市民公開講座を開催します。

講演の様子
講演の様子
Q&Aコーナーの様子
Q&Aコーナーの様子