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能登半島地震の被災地支援のため、災害医療チームを派遣しました
(JMAT、DMAT、DPAT)

2024年02月06日

令和6年1月1日に発生した能登半島地震の被災地支援のため、当院から災害医療チームを派遣しました。

災害医療チームは約11時間かけて現場に陸路移動し、3日間に及ぶ診療支援・現場指揮等の活動を行いました。

現場での倒壊した家屋等の生活インフラの被害状況、被災者の診療等を通して改めて地震災害が起こす甚大な影響、災害医療チームの役割を再認識しました。

今回の経験を通して、南海トラフ地震が発生した場合の支援体制について、災害拠点病院としてさらなる機能強化を図っていく所存です。

当院では今後についても、可能な形での支援を継続していきます。

【当院から派遣した災害医療チーム】

1月12(金)~1月14日(日)  愛媛県医師会JMAT 主に穴水町にて活動

1月24日(水)~1月26日(金) DMAT 主に能登町にて活動

2月3日(土)~2月5日(月)   DPAT 主に金沢市にて活動

※「JMAT」・・・日本医師会により組織される災害医療チームで、主に災害急性期以降の被災地での医療支援を実施している。

※「DMAT」・・・災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チームのこと。災害等の緊急事態に被災地の病院機能を維持するために多岐にわたる医療支援を行う。

※「DPAT」・・・自然災害や集団災害等が発生した場合に、被災地域に入り、精神科医療及び精神保健活動の支援を行う専門的なチーム

愛媛県医師会館で行われたJMAT出発式の様子

準備物

DMAT 現場の様子

現場の倒壊状況