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●●さん 2025.07.31

50周年おめでとうございます!

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愛媛大学医学部附属病院長 ご挨拶

 令和8年10月、愛媛大学医学部附属病院は開院50周年を迎えます。この節目を迎えるにあたり、本院を支えてくださったすべての方々、そして何よりも患者様をはじめとする地域の皆様に、心より感謝申し上げます。
 昭和51年10月4日、当院は15診療科、320床で開院し、県下の医療の最前線に立つことを使命として歩みを始めました。あれから半世紀。現在、当院は24診療科、47の中央診療施設を有し、病床数は644床に達しました。愛媛県における唯一の特定機能病院として、また地域に根差した医療の中心として、多くの患者様にご利用いただいております。
 開院以来、当院は「患者から学び、患者に還元する病院」との理念を掲げてきました。そして現在、「①愛媛県民から信頼され愛される病院」、「②患者の立場に立てる医療人の養成」、「③愛媛で育ち、世界に羽ばたく医療の創造」を目標に、医学部との協働で診療、教育、研究の三本柱にそれぞれ計画を掲げ、日々医療に邁進しています。これからも、愛媛県民の皆様から、信頼され、愛される病院であり続けることを誓い、医療の質向上と患者様への真摯な対応を心掛けていきます。
 50年という長い歴史の中で、多くの方々に支えられてきたことを、改めて実感しております。この記念すべき節目に、これまでご支援いただいた全ての方の想いと、これまでの歩みをしっかりと振り返ります。そして新たな挑戦の出発点として、未来に向けた新たな取組を通じ、患者様の幸福を願い、地域社会に貢献すべく、たゆまぬ努力を続け、チーム一丸となり、医療を創るとともに人を創り、愛媛を守ります。そしてさらに愛される愛大病院を目指し、病院再開発を準備し、突き進みます。
 また、開院50周年記念事業寄附金の募集を開始いたしました。これからも、患者様や地域社会への貢献と医療の質向上に向けて、一層の努力を重ねてまいりますので、皆様方のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

医学部附属病院長

杉山 隆

愛媛大学大学院医学系研究科長・医学部長 ご挨拶

 昭和48年9月29日、愛媛県民の長年の願いであった愛媛大学医学部が創設され、3年後の昭和51年10月4日には附属病院が開設されました。温泉郡重信町(現・東温市)の田園地帯に忽然と立ち上がった鉄筋コンクリートの建物は、石鎚山の山並みに抱かれ、地域医療の拠点としての一歩を踏み出しました。
 その後、大学院医学系研究科、看護学科、看護学専攻の設置を経て、現在、愛媛大学重信キャンパスは約1,000人の医学生、約2,000人の教職員が在籍し、毎日1,000人以上の外来患者と500人を超える入院患者が訪れる、四国最大級の医療ビレッジへと発展を遂げています。
 愛媛大学医学部は、創立以来の基本理念である「患者から学び、患者に還元する教育・研究・医療」のもと、これまでに6,000人を超える優れた医療人を輩出し、附属病院はもとより、国内外で活躍する卒業生の姿に私たちは誇りを感じています。この歩みを支えてくださったすべての皆様に、改めて心より感謝申し上げます。
 私は昭和58年に本学部に入学し、それ以来40年以上にわたって、愛媛大学医学部と共に歩んでまいりました。今、こうして附属病院開院50周年の節目に立ち会えることを、大きな喜びとともに深く受け止めております。
 令和5年の医学部創立50周年記念事業では、「未来の愛大医学部を発展させる次世代の若者育成強化事業」の一環として、医学部同窓会との共同プロジェクトとして計画しておりました「50周年記念総合学習棟」が今まさに建設されようとしております。この事業を通じて、未来を担う人材の育成と、さらなる地域医療への貢献を目指してまいります。
 どうか今後とも、医学部ならびに附属病院への変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

大学院医学系研究科長・医学部長

羽藤 直人