中央診療施設等
Central medical facilities
放射線部
診療放射線技師と医師、看護師が、高い質の画像診断および放射線治療を行っています。
こんな仕事をしています(一般撮影)
一般撮影
単純撮影、トモシンセシス撮影、歯科撮影、骨密度測定を行っています。依頼件数は増加していますが、装置のデジタル化により短時間での撮影が可能となり、低被ばく・高画質な画像を提供しています。
マンモグラフィ
当院では、認定資格を持った女性技師が撮影を担当しています。従来の撮影に加えて、必要に応じてトモシンセシス撮影を行っています。断層像を作成することにより、高濃度乳房に対しても高い診断能力を実現します。
透視・造影検査
消化器系、泌尿器系・生殖系、整形系、血管系、内視鏡に分けて検査を行っています。
血管造影
当院には4つの血管造影室があります。その中にはAngio装置とIVR-CT装置を兼ね備えた検査室、またOP室にAngio装置が設置してあるハイブリッド手術室があります。近年、ハイブリッド手術室でしか治療できない、TAVI(経カテーテル的大動脈弁留置術)の施設認定を取得し、現在稼働中です。
CT
当院では192スライスCT(2管球)、256スライスCT、320スライスCTの3台のCT装置が稼働しています。従来装置に比べて高速撮影が可能になったことで、小児や動きの速い心臓など、より精度の高い検査が可能となっています。
MRI
1.5テスラが1台、3テスラが2台の計3台のMRI装置が稼働しています。MRI 検査は❝強い磁場❞とFMラジオに使われるような❝電波❞を使って画像を得るので、放射線による被ばくがありません。ただし、❝強い磁場❞を使っていますので、金属類は必ず外していただく必要があります。また、撮影には大きな音が伴いますが、ヘッドホンや耳栓をお渡ししますので、ご安心ください。
アイソトープ検査
放射線同位元素(Radioisotope:RI)を目印としてつけた医薬品を用い、診断や診療を行っています。核医学診断の対象は、心臓、脳、呼吸器、消化器、腎尿路系、骨など多岐に渡っており、様々な病態や機能の診断が可能です。核医学治療としてRI内用療法も行われており、甲状腺機能亢進症や甲状腺癌(I-131)、骨転移がのある去勢抵抗性前立腺癌(Ra-223)、および低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫(Y-90)に対する治療が行われています。
放射線治療
直線加速器(リニアック)2台、高線量率(Ir-192)リモートアフターローディングシステム(RALS)1台で、主にがんの治療を行っています。最新のリニアックを用いて、画像誘導放射線治療、強度変調放射線治療、定位放射線治療などの高精度放射線治療を行っています。
スタッフ紹介
役職 | 氏名 | 専門領域 | 専門医等 |
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准教授 | 川口 直人 | 画像診断全般(核医学、PET/CT)、IVR(画像下治療) |
日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本IVR学会専門医、日本核医学会核医学専門医、PET核医学認定医、日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医 |
教授 | 城戸 輝仁 | 画像診断全般、循環器画像診断 |
日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本核医学会核医学専門医・PET核医学認定医、日本脈管学会認定脈管専門医 |
助教 | 細川 貴晶 | 画像診断全般 |
日本医学放射線学会放射線診断専門医 日本中がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医 |
准教授 | 松田 恵 | 画像診断全般、腹部画像診断 |
日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本核医学会PET核医学認定医、日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医 |
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